スクラップNavi「ア行」
「ア」
IV線(アイブイセン)
600Vビニル絶縁電線(IV : Indoor PVC)「被覆」が1重しかないので、比較的「銅率」も高く、高価買取される。太さにより「銅率」も変わる。類似品にHIV線がある。
亜鉛(アエン)
(Zinc)亜鉛とは、青色がかかった灰色の金属で、元素記号は「Zn」。湿式法で製造する電気亜鉛、乾式法で製造する蒸留亜鉛がある。
用途は、「鍍金(メッキ)」として「亜鉛鉄板」、「合金」として「銅」との「合金」で「黄銅」、他には「ダイカスト」広く使用されている。亜鉛合金屑を総称して「丹入屑」と呼ぶ。
亜鉛屑(アエンクズ)
亜鉛スクラップは取り扱い業者が少なく、選別がされない事もある。「亜鉛新屑」「亜鉛滓」「亜鉛ドロス」「亜鉛粉」「メタリコン屑」「ショットブラスト粉」「防食亜鉛」「丹入屑」
亜鉛粉
亜鉛末とも呼ばれ、「アルミニウム粉」程ではないが飛散した粉末は粉じん爆発を起こす危険がある。空気中の水分と接触して自然発火の恐れがあるので注意。水分は厳禁で、「ドラム缶」等に密栓して保管する。
亜鉛滓(サイ)
亜鉛鍍金の際に発生する浮きかすスクラップ。
亜鉛新屑(シンクズ)
工場等で発生する亜鉛板の新切れスクラップ
亜鉛鉄板(アエンテッパン)
亜鉛メッキ鋼板、「トタン」とも呼ばれ、防食の為に、溶融亜鉛メッキ(ドブ付け鍍金)や電気亜鉛メッキを鋼板に施したのも。
亜鉛ドロス
亜鉛鍍金浴槽に沈殿したものを塊にした鍍金沈みかすスクラップ
厚板(アツイタ)
決まりは無いが、厚さが6mm以上の板。それ以下は「薄板」、「箔」に分類される。
銅(アカガネ)
「銅」の事を、昔は見た目が赤色に、こう呼ばれていた。現在でも略して(アカ)とかで業界では通じる。
アミ
鉄鋼板からプレス等で打ち抜いた、網状の「スクラップ」。
アームス
アームスブロンズの事で、「アルミニウム青銅」参照。
アルブラ
アルミニウムブラスの略、「アルミニウム黄銅」参照。
アルミ
アルミニウムの略称、「アルミニウム」参照。
アルミガラ
アルミニウム製のナベやフライパン等の「スクラップ」。業者によって呼び方は様々で、ガラニウム・込ガラアルミ等がある。取っ手のプラスチック等の「金属」以外の付着が多い場合は「ダスト引き」か「単価」調整される。アルミガラプレスもある。
アルミ缶
アルミニウム合金缶屑の主に使用済みアルミニウム缶容器で、印刷はされたままでよいが中に液体が残っていてはならない。「スチール缶」・ペットボトル・ガラス瓶の混入も不可。同じ「アルミスクラップ」でも「アルミホイル」・「スプレー缶」等も混入不可である。スクラップ業界では「UBC」(Used Beverage Cans)とも呼ばれ〔アルミ缶バラ〕〔アルミ缶プレス〕に分けられている。そうして〔CAN TO CAN〕でまたアルミ缶に生まれ変わります。
アルミダライ粉
アルミニウムの削りくず(「ダライ粉」)で、加工前の種類によって買取価格も変わる。「63S」等の「カッター粉」は、「歩留り」が低いため混入はしないようにする。
アルミドロス
ドロスとは「アルミ缶」や「サッシ」などのアルミ製品を製造する過程では、まずアルミの「地金」や「スクラップ」を溶解炉で溶解します。この時、溶湯面上に酸素化合物が生成され、その後空気と反応してできる酸化灰をドロスと呼ぶ。
アルミニウム
Aluminium 銀白色の軽金属で元素記号は「Al」略して「アルミ」と呼ばれる。磁性は無く、比重は「鉄」の35%程で熱・電気伝導率も高く、「銅」等の代用品として使われる。「アルミ」「リサイクル」の特徴としてボーキサイトからアルミ新地金を製造する場合のわずか3%のエネルギーですむことからEcoな「金属」とされています。アルミニューム・アルミニュウムとも表現される。
アルミニウム黄銅(オウドウ)
アルミニウムブラス、「銅」76.0~79.0%、「アルミニウム」1.8~2.5%、ひ素0.02~0.06%、残り「亜鉛」からなる「合金」。アルブラと呼ばれる。
アルミニウム粉
アルミニウム製品を高速カッターやグラインダーで加工する際に発生するアルミニウム粉末。集塵機等で集めるのが一般的。またアルミ粉は可燃物であり、粉塵爆発を起こす場合があり、水気は厳禁で取り扱いは厳重に注意しなければいけない。「スクラップ」としての買取りは「歩留り」によって「単価」は変動します。
アルミニウム屑
アルミスクラップは、メジャーな「非鉄スクラップ」の1つで、業界では「シロ」と呼ばれる事もある。「検収」は「アルミニウム線」/「印刷版」/「63S」/「1S」/「2S」/「52S」/「一品合金」/「合金新屑」/「新コロ」/「アルミホイール」/「ビス付63S」/「アルミガラ」/「アルミ缶」/「アルミダライ粉」等が有り、買取業者によって、扱いは様々である。2次合金メーカーや軽圧メーカーにより再生される。
アルミニウム合金
アルミ合金はアルミニウム(Al)に「銅」(Cu)、「シリコン」(Si)、「マンガン」(Mn)、「マグネシウム」(Mg)、「亜鉛」(Zn)、「ニッケル」(Ni)との合金である。
- 1000系アルミ合金
純度99%以上の純アルミニウム材料
「スクラップ」評価としては「1S」、「2S」と分類されている。代表的な商品は個々に、値決めがある。例えば、A1050「印刷版」、A1060「アルミ電線」「ブスバー」、等がある。 - 2000系アルミ合金
Al-Cu-Mg系 高力アルミ合金で構造材や、航空機材料として使用される。
A2017「ジュラルミン」、A2024 超ジュラルミン - 3000系アルミ
Al-Mn系合金 1000系より強度が増しており、建築材料等に使用される。
A3003・A3005 屋根材やカラーアルミ等は「3S」、A3004 「アルミ缶」ボディは「4S」とも呼ばれる。 - 4000系アルミ
Al-Si系合金 アルミの「鍛造」材として、A4032 ピストンやシリンダーヘッドに使われている。 - 5000系アルミ
Al-Mg系合金 一般的な「合金」として、中でも、A5052 は板金等多く使用されており「52S」として流通いている。 - 6000系アルミ
Al-Mg-Si系合金 主に押出用合金として使用されており、A6063「アルミサッシ」は「63S」、A6061構造材は「61S」と呼ばれる。 - 7000系アルミ
Al-Zn-Mg系合金 高力アルミ合金で、A7075は最高の強度を持つアルミニウム合金の1つ
他に「鋳物」系の「AC材」、「ダイカスト」系の「AD材」等がある。
アルミニウム青銅
ALBC、アームスと呼ばれる。「銅」(Cu)と「アルミニウム」(Al)「ニッケル」(Ni)等の「銅合金」で、強度も高く、耐摩耗、耐食も優れており船舶等に多く使われている。アームス屑は通常の「砲金屑」とは色が若干違い、かすかな磁性もある。「砲金屑」に混ぜると評価が下がる。
アルミニウム線
主にA1060「アルミ合金」を使用しているアルミニウム電線の使用済みスクラップです。アルミニウムスクラップとしての純度は約99.6%と高く、上物として取り扱われる。
アルミホイル
アルミニウムフォイル(Aluminium foil)圧延機によって圧縮された「アルミ箔」でよく料理などで使われる。スクラップ評価としては、厚みや付着等の「歩留り」で買い取り価格が決まる。「アルミホイール」は自動車タイヤに使用されています。
アルミホイール
アルミホイール(Aluminum wheel)は、自動車等の車輪である、リム、スポーク、ハブを「アルミニウム合金」を用いて製造した自動車の部品である。構造は「ワンピース(1P)」「ツーピース(2P)」「スリーピース(3P)」があり、「鋳造」と「鍛造」2つの製造方法がある。「スクラップ」の買い取り価格は、一般的に量があれば「ワンピース(1P)」が一番高く買い取りされる。買取価格は「バランス鉛」等の付着、「クロム」メッキが有る無しでも変動する。
ヨーロッパでは「アロイ」ホイール(alloy wheel)と書かれている場合も、大半はアルミ合金である。間違いで「アルミホイル」と言われる事もある。類似品で「スチールホイール」や軽量化の為の「マグネシウムホイール」がある。
アルミラジエター
アルミニウムラジエーターで車等の「熱交換器」で放熱の役目を果たしている。コア部分の「フィン」と「チューブ」が共に「アルミ」製の「ラジエター」で、タンクはプラスチック製が多い。買い取り価格は、「アルミ」以外の付着の有無で決まる。通常の「アルミ屑」に比べると、「歩留まり」が低いとされている。類似品では、「真鍮ラジエーター」「半銅ラジエーター」「エアコンラジエーター」「鉄ラジエーター」等が有る。
アルメル
Alumel 「ニッケル」と「アルミニウム」の合金。94%Ni-3%Al。「クロメル」と合わせて、測温計等の熱電対として使用される。
アロイ
Alloy 「合金」の事。「42アロイ」「フェロアロイ」等として使われる。
アンチモニー
「アンチモン」参照。
アンチモン
Antimony銀白色の半金属で元素記号は「Sb」略して「アンチ」「アンチモニー」とも呼ばれる。磁性は無く、毒性の疑いがある為に、使用は減少している。「合金」材料として、「活字合金」や「ハンダ」、「ホワイトメタル」等に含まれている。
アンバー
Invar 「インバー」参照。
アンパンモーター
「黒モーター」の業界での呼び名。
「イ」
異形棒鋼(イケイボウコウ)
「鉄筋」参照。
一品合金(イッピンゴウキン)
「アルミニウムスクラップ」の1つで成分がはっきりしている。単一種類のアルミ合金屑。「52S」「56S」「3S」等で、多種が混ざると、「合金新屑(合新)」になり、評価は下がる。
鋳物(イモノ)
金属を溶かして型に流し込み、冷え固まった後に型から取り出して作る金属製品
イリジウム
Iridium 銀白色の「貴金属」で、電気接点プラグ等に使われる。
色物(イロモノ)
関西で「鉄」以外の「銅」「真鍮」等の「非鉄」を指す。関西弁でイロモン。
インゴット
Ingot 「金属」を精製して、型に流し込んだ金属塊。昔は日本では「角丁」と言われ、「地金」とも呼ばれる。長方形のものを「スラグ」、円柱形のものを「ビレット」という。
インコネル
Inconelインコ社の商品名であり、「ニッケル」をベースとし、「鉄」・「クロム」・「ニオブ」・「モリブデン」等の合金でCr15~22%-Ni46~76%成分によってインコネル600、インコネル625、インコネル718、インコネル750X等に分けられる。「耐熱鋼」としてエンジンやタービンに使われている。
インコロイ
Incoloyインコ社の商品名であり、Fe基合金で、基本成分はNi32~43%-Cr12~21%-Fe30~46%であり,インコロイ800,825などが知られている。「ニッケル」成分が高いほど、買取単価も高い。
インサイズ
スクラップ業界では、炉前材の状態で、炉に投入できるサイズ。種類によって異なるが、「鉄」では一般的に1200mmまでの長さとされている。
印刷版(インサツバン)
オフセット印刷時に使用される、アルミ製の印刷版「純アルミ」で形成されており、「アルミ合金」の1050番等が使用され、アルミ「新塊」の代用として購入する。印刷板とも書かれる。
インジウム
レアメタルの一種で、元素記号は「In」。インジウム含有スクラップは、主に半田合金屑、FPD(液晶やプラズマといったフラットパネルディスプレイ)メーカーから発生するエッチング廃液、ITO (Indium Tin Oxide) と略称される酸化インジウムスズは、導電性があるのに透明であることからのFPD電極(透明導電膜)に使われている。
インバー
Invar「ニッケル」と「鉄」の合金。36%Ni-64%Fe。不変鋼と呼ばれる。
「ウ」
薄板(ウスイタ)
3mm以下の板。「鉄」では「ブリキ」「トタン」等の薄ものと呼ばれる。0.2mm以下は「箔」。
上物(ウワモノ)
それぞれの品種での上級の「スクラップ」。「鉄」で言うと「新断」や「HS」等で、「アルミスクラップ」では「PS版」や「アルミ63S」等を指す。逆に下級屑を「すそ物」と呼ぶ。
「エ」
H形鋼(エイチガタコウ)
H鋼と呼ばれ、断面がアルファベットのHの形をした形鋼。用途は建築や橋梁、船舶などの構造材と、岸壁、建築物、高速道路などの基礎杭用にわけられます。スクラップ業界では、長尺物は「ギロチン材」の「ウワモノ」として、インサイズのされたものは「HS」として流通する。
AC(エーシー)
鋳物用アルミニウム合金
AD(エーディー)
ダイカスト用アルミニウム合金
エバポレーター
自動車用エバポレーターで、エアコンの「熱交換器」として使われています。ラジエーターと同じく、「アルミ製」「真鍮製」とあります。
「オ」
OA雑品(オーエーザッピン)
コピー機やプリンター等のOA機器等のスクラップ。
黄銅(オウドウ)
真鍮(シンチュウ)ともよばれる。「銅」70%-「亜鉛」30%の(七三黄銅)から「銅」60%-「亜鉛」40%の(六四黄銅)と幅広く取扱されている。
黄銅屑
「新黄銅くず」・「新黄銅棒コロ」・「黄銅粉」・「雑黄銅」等に分類される。
鬼ダライ(オニ)
大型旋盤等で削られた、肉厚のある「ダライ粉」の事。



